群馬県から広島県の宮島へ初めて遊びに来た時のこと。
海に立つ鳥居を見て「なぜあの鳥居は満潮干潮のある海に立っていられるの?」と広島県人の彼に聞いた。
「僕が生まれた時から立っとったからわからん」
彼の素直な答えに納得できなかった。
私は、宮島の観光課に問い合わせた。
すると「鳥居の上部に7tの小石が入っています。」と答えが返ってきた。
彼に限らず、自分の郷土について語れる人はそう多くいないでしょう。
私の出身地である群馬県には「上毛カルタ」という郷土カルタがあり、小学生の頃、県大会で優勝した経験もある。
63歳の私は、現在でも群馬が語れる。
私に限らず、群馬県人は皆、群馬が語れる。広島に嫁いで39年。
郷土カルタ製作の想いは今も消えることなく、燃えている。
▼2000年4月
広島市の「折鶴活用案募集」におりづるカルタの企画書を応募
▼2001年12月
NPOおりづる広島を設立
折鶴を再生紙にすることを模索し、
牛乳パックと折鶴で手すき和紙を製作
▼2003年
障害者の自立支援
おりづる再生紙グッズ販売
(名刺・はがき・箱)
▼2010年1月
読札の公募
監修:頼 租一氏(広大名誉教授)
▼2011年1月16日
宇品公民館にてプレ大会開催
▼2011年
絵札の募集
*NPOアートプラットホームのご協力によりアーティストの参加*教育委員会 校長会 特別支援学級
*きょうさ連(各作業所が参加)
▼2013年
絵札の選考会 監修:平 昭治氏(日本美術院 院友)